お知らせ

第12回展覧会 札幌会場のビデオを公開しました!

2024年度の展覧会が無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、ご支援くださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今回の展覧会は、地域と世界をつなぐ作品展として、多くの方々に子どもたちの創造力と表現の豊かさをご覧いただく機会となりました。

本展は2024年12月から2025年3月までの期間、東京都町田市・三鷹市・小金井市・北海道札幌市の4会場にて開催されました。展示された作品は、国内・海外の12カ国の子どもたちが制作した作品で、それぞれの文化や背景を反映した個性豊かなものばかりでした。
来場者からは、「子どもたちの純粋な感性に感動した」「作品からエネルギーをもらった」「年齢は同じでも国によって作品の表現が異なり見応えがある」など、多くの温かいご感想をいただきました。また、会場内では国内外の子どもたちの制作過程を映像で紹介するコーナーも設け、子どもたちの様子をお伝えできるようにしました。

子どもたちは1年に1度の発表会に向けて熱心に制作に取り組んでいました。会場に来た子どもたちは、ちょっぴり恥ずかしそうに、そして誇らしげな表情で自分の作品を紹介していました。子どもと保護者の心の絆を深める橋渡しになれるよう、教師は日々の子どもたちの様子を伝えています。また、美術を通してお子様の成長を見守ることができる喜びを感じています。

今回の展覧会も、毎年恒例の作者へメッセージカードを送るワークショップを実施しました。会場では、国内外問わず誰にでもメッセージカードを書くことができ、会場内に設置されたポストに投函すると、後日、作品の作者に届けられます。これにより、子どもたち同士や海外の子どもたちとの交流が生まれ、より深い心の交流につながりました。
また、工作コーナーも復活し、オリジナルオーナメント作りを楽しむ姿が見られました。子どもたちは夢中になって制作に取り組み、それぞれの個性を活かした作品が生まれていました。

メディア掲載
今回の展覧会が、イタリアの国際ジャーナル「INCONTRI」に掲載されました。記事内では、展覧会の魅力や子どもたちの作品が紹介されています。また、札幌会場では地元ケーブルテレビの取材が入り、放送もされました。これにより、多くの方々に展覧会の様子を知っていただく機会となりました。

最後になりますが、本展覧会を支えてくださった皆様に改めて感謝申し上げます。
これからも、子どもたちが心を自由に表現できる場を大切に育んでまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

高橋明日菜

12th “Angels Drawing Pictures”
International Exchange Exhibition for Boys and Girls 2024

The 2024 exhibition has successfully concluded.  We would like to express our heartfelt gratitude to everyone who visited and to all the supporters who made this event possible.  This exhibition provided an opportunity for all the visitors witness the creativity and richness of expression of children, serving as a bridge between the local community and the world.

     The exhibition was held at four venues: Machida City, Mitaka City, Koganei City, Tokyo and Sapporo City, Hokkaido, from December 2024 to March 2025.  The displayed works were created by children from 12 countries both Japan and overseas.  Each piece was so unique, reflecting the individual cultures and backgrounds of the creators.

     We received many warm comments from visitors, such as, “I was moved by the children’s pure sensitivity.” “I received energy from the works.” and “Although the children are the same age, the expressions in the works differed by country, which made it very interesting.”Additionally, a corner was set up at the venue to show videos of the creation process of children both Japan and abroad, giving visitors a glimpse into the children’s creative journey.

     The children were dedicated to their creations in preparation for the annual exhibition.  The children proudly and somewhat shyly introduced their works and teachers shared the children’s progress with parents, fostering a deeper emotional bond between them.  Through art, we have also had joy of witnessing the growth of the children.

     As part of the exhibition, we continued the annual workshop of sending message cards to the creators.  At the venue, anyone-domestic or international- could write a message card and once deposited it in the designated postbox, the cards were later delivered to the artists.  This workshop facilitated interaction among the children and between children from different countries, leading to deeper emotional connections.

     The craft corner also made a comeback, where children enjoyed creating original ornaments.  The children were fully engaged in their work, and each piece demonstrated their individual personalities.

Information on media publicity
The exhibition was featured in the Italian international journal “INCONTRI” which the charm of the exhibition and the children’s works were highlighted.  Additionally, the local cable TV station in Sapporo conducted an interview and broadcasted which gave many people an opportunity to learn the exhibition.

    In closing, we would like to express our sincere appreciation to all those who supported this exhibition.  We will continue to nurture opportunities children can freely express themselves and we ask for your ongoing support.

Asuna Takahashi

(翻訳)Mieko Woka

インドで行われた国際交流展に参加しました

2025年2月6日、インド・グルガオンのデリーの公立学校で開催された国際美術展に、KGNの生徒が参加しました。

この展覧会は、RWYC (Reconnecting With Your Culture) とのコラボレーションにより実現し、アルメニア、イタリア、インドネシア、インド、日本、ポーランド の6か国の学生の作品が展示されました。

開会式は、ジュリー・サマーフィールド氏 と アディティ・ミスラ校長 によって行われ、多くの芸術愛好家や、インドの教育制度を調査するためにインドを訪れていたイギリスの教育者からも高い評価を受けました。

KGNの生徒たちも、自身の作品を通じて国境を越えた創造性を発信し、他国の学生との交流を深める貴重な機会となりました。

当日の様子を収めた写真とビデオが届きましたので、ぜひご覧ください!

■PHOTO
https://www.instagram.com/p/DFy_ePWPxOl/?img_index=3&igsh=Y3lsaGhpejdxMHk3

■MOVIE
https://www.instagram.com/reel/DFuErSXzry5/?igsh=MXdwMnVjbXo4MTMzOA==

今後もKGNは、国際交流の場での活躍を続けてまいります!

第12回展覧会 東京会場のビデオを公開しました!

第12回 絵を描く天使たち展 少年少女国際交流展2024 の東京会場の様子をまとめたビデオを公開しました!
子どもたちの豊かな表現が詰まった、感動あふれる展示風景をぜひご覧ください。

本展では、日本全国の子どもたちの作品とともに、世界11カ国の子どもたちの作品も展示されました。
異なる文化が交わるこの場で、子どもたちが感じたもの、表現したものが詰まった映像です。

そして、次回の札幌会場 が 2025年3月1日(土)・2日(日) 札幌市民ギャラリー にて開催されます!
どなたでもご覧いただけますので、お近くの方はぜひ足をお運びください。

引き続き、子ども芸術ネットワークの活動をよろしくお願いいたします。

第12回 絵を描く天使たち展 少年少女国際交流展 2024 札幌展がはじまります

札幌展がまもなく開催します!

いよいよ絵を描く天使たち 少年少女国際交流展 2024の最後の会場が札幌で行われます!
国際展も千秋楽です!
世界各国の子どもたちが描いた作品が一堂に会する本展も、札幌での開催をもって締めくくりを迎えます。これまで多くの方々にご来場いただき、東京展では大きな反響をいただきました。

札幌展では、これまでの展示に加え、特別企画や限定イベントも予定しております。
ぜひこの機会に、日本と世界の芸術・文化をご体感ください。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

天草大陶磁器展にて講演会を行いました

「絵や工作、好き?」
2024年11月2日、天草大陶磁器展で開催されたイベントにて、代表の矢野真一先生による講演会「絵や工作、好き?」が開催されました。

子どもたちの心理と創作活動の深い関係性について、具体的なカリキュラムや事例を交えた解説が行われました。

天草大陶磁器展 イベント情報 https://amakusatoujiki.com/aca/event#03

天草大陶磁器展に参加しました

KGNの生徒たちが、天草大陶磁器展に作品を出品しました。
その様子を収めたビデオが届きましたので、ぜひご覧ください!

世界の子どもたち、生徒たちの創造力あふれる作品が並ぶ様子をお楽しみください。

第12回 展覧会のプロモーションビデオを公開しました

子ども芸術ネットワークが主催する「絵を描く天使たち 少年少女国際交流展」が2024年12月14日(土)、15日(日)の小金井会場から始まり、東京都小金井市、町田市、三鷹市、北海道札幌市の全4会場で開催されます。
開催に先立ち、展覧会のプロモーションビデオが完成いたしました。
ぜひご覧ください!

第12回 絵を描く天使たち展 少年少女国際交流展 2024

小さな手から 広がる大きな未来

本展は、日本国内の各地域と世界をつなぐ子供たちによる展覧会です。また、国際交流展として世界各国の子どもたちによる絵画や造形作品も出品され、日本のみならず海外のそれぞれの文化や伝統が表現されています。

このことで、単なる作品の展示だけにとどまらず、子どもたちは国際交流の意味を深く考えながら、今住んでいる地域の文化を再認識し見つめ直すことができるのです。

子どもたちは日常の小さな美しさや価値に目を向け、自らの心の中にある優しい気持ちをより大きく育てることができるでしょう。

そして、世界の子どもたちとのつながりを感じ、自分たちが住む身近な文化に誇りを持つことができることでしょう。

子どもたちの成長を保護者の皆様や地域の方々に感じていただきながら、子供たちの想像力とおもやりの心を育む機会となることを願っています。

海外からのメッセージ

Educating, meeting, listening, sharing
“Reconnecting with your culture- RWYC” in the world.

Education. It means to carry out “harmonious work,” which requires close cooperation
between people of different cultures and thus to realize together a great school of the
world. This school enables us to share our existence, to never be alone, and to build a
better future for all together.
Encounter. Education is not possible without betting on creative freedom by paving the
way for friendship and the culture of encounter. In fact, encounter education is the true
humanization that comes from the heart and generates culture.
Listening. Education teaches how to listen to people’s needs and contribute to the
renewal of society and the growth of the community because everyone has a right to
education and no one should be excluded.
Sharing. It means walking together, carrying out our task as a true mission aimed at
knowing and valuing people so that they can take care of the future of humanity. Only by
sharing among different cultures can we achieve a better world.

Thank you for walking together.
Olimpia Niglio
President, RWYC International (pedagogical program)

[翻訳]
教育、出会い、傾聴、共有
『異文化の中での出会いと共生』

『教育』
それは、異なる文化を持つ人々が密接に協力し合いながら「調和のとれた働き」を遂行し、世界の素晴らしい学校を共に作り上げることを意味します。この学校は、私たちが存在を共有し、決して孤独にならず、共により良い未来を築くことを可能にするのです。

『出会い』
それは、友情と出会いの文化を切り開くことによる創造的な自由に信頼しなければ不可能です。実際のところ、出会い教育は、愛から生まれ、文化を生み出す、真に人間らしいものなのです。

『傾聴』
教育は、どのように人々のニーズに耳を傾け、社会の再生とコミュニティの成長に貢献するかを教示します。なぜなら、誰もが教育を受ける権利があり、誰一人そこから排除されるべきではないからです。

『共有』
それは、共に歩み、人々を知り、尊重し、人類の未来を担うという真の使命を果たすことを意味します。異文化の中で共有するからこそ、私たちはより良い世界を実現できるのです。

共に歩んで下さることに感謝をこめて

オリンピア・ニグリオ
RWYCインターナショナル代表

この展覧会は、国際的な数育プログラム Reconnecting With Your Culture (RWYC)が 国際研究センターEdA (Esempi di Architettura)およびユネスコ University and Heritage の協力を得て、国連2030アジェンダにおける原則および 17の目標のNo.4「質の高い数育の機会を均等に」を 基に実現されるものです。

混沌する世界情勢の中ですが、そのような時だからこそ、今後も可能な限り世界の子どもたちとの アートの交流活動を行ってまいります。

この国際交流展を通して子どもたちが世界の異文化間の つながりを認識し、互いを尊重しあえる大人に なってくれることを願っております。
この機会にぜひ皆様にもご覧いただきたくお願い申し上げます。

RWYC Japan
一般社団法人 子ども芸術ネットワーク代表
 矢野真一

ドリームアートスクール2024が開催されました!

自然の中にはアートがいっぱいです。  

自然の中で創造力を膨らませながら  好奇心と発見する喜びを思う存分味わってほしいという考えから 2024年7月31日(水)~8月1日(木)の2日間、東京都あきる野市養沢にて、アートのサマーキャンプ「ドリームアートスクール」が開催されました。

子ども芸術ネットワークに所属する子どもたちを対象に約120名が参加しました。

冷たい川で遊ぶのはとても気持ちが良く、山いっぱいに子どもたちの歓声が広がりました。

川では、たくさん泳いで、たくさん潜って、ボートに乗ったり、カニやカエルなどの生き物さがし!

恒例のマスの掴み取りは今年も大いに盛り上がりました。

自然の中はいろいろな発見がいっぱいです。好奇心や遊び心をたくさん引き出して、めいっぱい楽しむことができました。

おやつには掴み取りしたマスをいただきました。自分たちで捕えたお魚を残さずおいしく食べる食育にもなっています。

夜はみんなでキャンプファイヤーを囲みました。

熱く高く燃え上がる炎がとても美しく、子どもたちも静かに炎を見つめていました。

クラフト制作で作った光うちわはキャンプファイヤーにもっていき、ピカピカと光る様子は子どもたちの心に深くきざみこまれたことと思います。

打ち上げ花火を目の前でみたり、カブトムシを見つけたり…充実した夏の思い出の一つになったのではないでしょうか。

来年もまた養沢に遊びに行きましょうね。